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機会があってJ2EE(とApache software)と.NET Frameworkのプログラミングを同時に行ってライブラリを眺めたときに、以前からのWin32プログラミングやJavaプログラミングの経験も交えて思ったこと。
(あくまで2つの相対的なものです。絶対的にそうでない面はあります)
- .NET Framework: 実利的。その場しのぎ。目の前の問題を解決するのに手っ取り早い。
- J2EE : 論理的。一貫性が高い。まわりくどい。
ユーザインタフェースやアプリケーションも含めて、大きなところではメインフレーム→UNIX→Windows→Java→.NETというアンチテーゼな競争の結果の側面が大きいのでしょうけど、面白い。
アリ(J2EE)とキリギリス(.NET)のようにも見えます。しかし物語の中ではアリが勝ちますが、現実ではそれぞれのユーザ、市場原理、経済的制約、政治力などが働いて、そうでもありません。CPUやOSを見ていると、キリギリスが後からアリの特徴を取り込んで市場的、経営的に充足しています。
また利用者が今そこにある問題を解決するには、その手段となるプラットフォーム(ユーザインタフェース、アプリ、ミドルウェア、プログラミング言語、ライブラリ、OS、ハードウェア、ネットワークなど)がどんな構成であろうと関係無く、問題を解決するための時間、手間が少ない方に越したことはありません。エンドユーザ側に近づけば近づくほどその度合は高いと考えられます。実際には要件や制約や調達難易度などの環境も影響しますし、コンピューティング自体が目的の(になっちゃっている)場合は例外ですが。
マクロな視点に立てば、セキュリティ懸念をはじめとする極度のプロプライエタリ化による弊害等もありますが、人間そう簡単に高尚になれない。易きに流れやすい。
…まぁさんざん言い尽くされていることですけど。
.NETとJ2EEの比較なんか、Bjarne Stroustrup氏が「Javaはマーケティングの産物」と言っているように、数あるテクノロジの中ではJavaも十分にマーケット寄りですし「どんぐりの背比べ」かもしれません。
なんか山田世紀さんの著作に出てくるプラズマ生命対有機生命(お互いに有り得ない理論で構成されているため、戦いに敗れた方が存在自体消滅)を思い出してしまった。タイトルは忘失。
経営ドリブン(needs)と技術ドリブン(seeds)の温度差も埋め難い。バッドノウハウカンファレンスのnaoyaさんのエピソードのように、わかるように3分で説明しなければならない。
経営者や上司に説明するには、鍛えてない部分の脳をフル回転する必要がある。いや苦しいけど鍛えなければならない。
いわゆる「えらいひとにはそれがわからんのですよ」で思考停止するのは「それはバッドノウハウだから覚えない」に通ずる危険性があります。なかなか実践できてませんけど。
